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米・イラン・露が共同戦線 レスリング五輪存続へ

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 2020年のオリンピックの競技からレスリングが除外される可能性が出ていることを受けて、国交を断絶しているアメリカとイランの代表チームがニューヨークで親善試合を行い、結束して競技の存続を訴えていく姿勢をアピールした。
 試合が行われたのは、ニューヨークのグランドセントラル駅に設けられた会場で、15日、アメリカ、イラン、ロシアの代表チームが一堂に会した。
 親善試合は、アメリカのレスリング協会が呼びかけたもので、アメリカと30年以上にわたって国交を断絶し対立しているイランも、これに応じた。

 14日には、ニューヨークの国連本部でアメリカ、イラン、ロシアの代表チームが共同記者会見し、存続を訴えていた。

 イランの元五輪選手で現コーチのラスール・ハデム氏は存続を「レスリングとともに何百年も暮らしてきた人々の願いだ」と強調した。アメリカの「五輪レスリング存続委員会」のロジャー・フリゼル氏は「他の分野では口をきかない国同士も、五輪のレスリング存続という共通目標では協力し合える」と述べた。

登録:13/5/16 23:27 再生:6
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